新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の担い手が一部地域で不足する中、医師の八重樫牧人氏(亀田総合病院総合内科部長)らは薬剤師を接種の担い手に加えるよう求める署名を2万3000筆分集め、きょうにも河野太郎ワクチン担当相に提出する。法改正や特例での接種により、接種率の向上を目指したい考えだ。
医療関係者や65歳以上の高齢者へのワクチン接種が全国で進められている一方、接種の担い手である医師や看護師の不足が課題となっている。
そのため、4月から歯科医による接種が特例的に認められたものの、他の先進国と比べて日本の接種率は低いのが現状。集団免疫の獲得に必要とされる人口の7割接種までには、来年3~6月までかかるとの試算も出ている。
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