協和キリンは4日、抗体薬物複合体(ADC)の創製技術に関するライセンス契約を、オランダのバイオ企業「シナフィックス」と締結したと発表した。2種類の標的に対してADCを創製する権利を取得し、シナフィックスの独自技術を用いた自社抗体をADCに変換して創薬研究を進める。
今回の契約により、協和キリンはシナフィックスに対して契約一時金を支払う。また、今後ADCの標的を追加する可能性があるほか、同社が選択したADC標的に対して開発・商業化のためのオプションを行使した場合、シナフィックスにADCの標的ごとにオプション料を支払うと共に、マイルストンと将来的なADCの売上に応じたロイヤルティを支払う。
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