TOP > 無季言 ∨ 

急増するアジア諸国の糖尿病

2009年02月25日 (水)

◆ある時、こんな話をどこかで聞いたことがある。日本人やアジア人に比べ、白人の欧米人で糖尿病の増え幅が少ないのは、狩猟民族として、肉食を中心の食生活をしてきた過程の中で、糖尿病を発症しやすい人は淘汰された結果だという仮説だ
◆その時、白人の体型を思い描いて、なるほどと思った。テレビなどでは、300kgを超える巨漢が次々に登場、そうした人たちは、あまりに太りすぎたことで心臓に負担がかかり、それが命取りにまでなる場面などを見るにつけ、やはり日本などの黄色人種と白人の差を実感してしまう
◆今、アジアや中南米などで糖尿病患者が急増し,実に成人の12020%が糖尿病に罹患しているという。中でも、人口が多い中国やインドでの増加が危惧され、実際に増加してきている
◆アジアの糖尿病の特徴は、欧米に比べ低年齢層での発症が多く、より低いBMIで発症すること。実際、日本人の場合、BMI25周辺の小太りのところで、小さいが欧米に見られないピークが見られる。今後、アジア諸国の糖尿病対策は重要となり、日本は対策の拠点になることが期待される。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術