貼付部分に「含水ジェル」を使用
武田薬品は、鎮痛消炎剤のアクテージブランドから、「貼るアクテージミニ」と「貼るアクテージL」を24日に新発売する。アクテージはこれまで、内服薬の「アクテージAN錠」(2003年)、「アクテージSN錠」(2007年)が発売されていたが、新たに“貼るタイプ”が加わり、ラインナップが充実した。
「貼るアクテージミニ」「貼るアクテージL」は、鎮痛消炎成分のインドメタシンを1・0g配合。首すじの筋肉や膝など関節の痛みに効果を発揮する。
冷却作用を持ちながら、粘着力を高めた「含水ジェルプラスター」で、パップ剤のはがしやすい、皮膚刺激が少ない、湿布効果が高いという特性に加え、テープ剤の薄くて目立ちにくい、粘着力が強いという特性を兼ね備えている。そのため、[1]肌のpHに近い弱酸性で、やさしくフィット[2]動きが激しく、貼りにくい部位にもしっかり密着[3]基剤に水分を含んだ、ひんやり冷感タイプ[4]薄型で目立ちにくい――などの特徴がある。
「貼るアクテージミニ」は貼り付け部位が狭く、貼りにくい首すじなどに、「貼るアクテージL」は貼り付け部位が広く、動きの激しい膝などに便利。
新製品の発売を機に、アクテージブランドとして一体感のある広告展開も予定している。24日から、主にテレビを活用して、“しっかり密着し、有効成分が患部に浸透し続けて効く”をコンセプトとした「貼るアクテージ」シリーズの製品広告を開始する。また、4月以降は、「アクテージAN錠」「アクテージSN錠」の広告も新たにしてオンエアする予定だ。広告キャラクターには女優の室井滋さんを起用し、特徴を分かりやすく紹介していく。
税込み希望小売価格は、「貼るアクテージミニ」が7枚入り898円、14枚入り1496円、21枚入り1995円、「貼るアクテージL」が7枚入り1496円、14枚入り2499円、21枚入り2998円。