日本保険薬局協会(NPhA)は、「災害対策および社会貢献に関する調査報告書」を公表した。それによると、災害対策の面でBCP策定については、検討中も含め8割近くの企業が策定に前向きであることが明らかになった。また、社会貢献については、半数強の企業がSDGsに取り組んでいることが分かった。新型コロナ関連では、抗原定性検査キットの販売は8割超、コロナ検査やコロナ経口治療薬処方箋への対応は3割超の薬局が対応している結果となった。
調査は、NPhA正会員を対象にウェブアンケートとして行われたもの。主な調査結果を見ると、災害対策に関してBCPの策定状況では、「策定している」と回答した企業の割合は40.0%となった。「策定中」(17.9%)や「策定することを検討している」(20.0%)を含めると、77.9%がBCPの策定に前向きだった。
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