前線の影響によって東北や北陸で記録的な大雨が断続的に降り、5日現在も新潟県内では床上浸水で営業を再開できていない薬局があるなど、大きな被害を受けた。一方、医薬品流通について人的物的被害は確認されておらず、大きな影響は出ていないという。
新潟県薬剤師会によると、5日午前までに県内薬局10軒から被災状況が報告されている。最も被害が大きかったのが村上市。4店舗が床上浸水を受け、そのうち1店舗は電話不通の状態で被害も大きく、5日現在も開局できていない。それ以外の3店舗は電話不通や一部商品被害を受けたものの、営業を再開している。そのほか、市内の薬局2店舗から断水被害が報告されている。
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