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漢方薬の新たな機能を

2015年9月14日 (月)

◆古くから漢方薬として用いられ、数々の薬効が伝承されているマンネンタケ科の霊芝(レイシ)から、抗インフルエンザ薬のリード化合物が発見された。九大大学院農学研究院と近大産業理工学部の研究成果
◆霊芝に含まれるトリテルペノイドの一種であるガノデリン酸T-Qとガノデリン酸TRが、N5N1型およびH1N1型ウイルスのノイラミニダーゼ(HA)を抑制するというもの
◆特にトリテルペノイドT-Qは、強毒性鳥インフルエンザとして知られるH5N1型のNAに対しては、オセルタミビルよりも高い阻害活性を示した。また、NA阻害活性には、NA292位のアミノ酸残基であるアルギニンや119位のグルタミンとの相互作用が関与していることも突き止めている
◆こうした分析には、コンピュータによるドッキング解析や酵素反応速度解析などが利用された。伝統的に用いられてきた漢方薬だが、現代の分析技術を駆使することで、新たな機能を見出すことができた例であり、こうした研究がさらに進むことを期待したい。




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