
アストラゼネカの堀井貴史社長は14日、東京支社内で昨年7月の就任後初の記者会見を行い、日本法人の2025年ビジョンである「イノベーションを通じて患者さんの人生を変えるナンバーワンパイオニア企業」を目指すと表明し、今後想定される多数の新薬・新適応の上市に備え人材、組織の強化に取り組む姿勢を示した。患者の抱える課題は医薬品だけでは解決できないとして、医薬品だけではないソリューションビジネスモデルの創出にも意欲を見せた。
堀井氏は武田薬品出身。日本のオンコロジー事業部長を務めたほか、海外事業にも豊富な経験を持つ。掲げたビジョンの中の「パイオニア」という言葉に強い思いを込め、「サイエンスの限界に挑戦」する企業像を描いてみせた。
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