ツルハホールディングスの鶴羽順社長は、2024年5月期決算説明会で、2月にウエルシアHDとの資本業務提携契約を締結し、経営統合に向けた協議を開始していることに言及。「必要とされる法的な手続き等はいろいろとあるので、これをクリアした上でできるだけ早く統合できるように努めていく」との考えを示した。
鶴羽氏は、経営統合に向けた協議に関して、「それぞれの分野で分科会を立ち上げている」「現状を知るということで、いろいろと情報の共有を図っている」と説明。「同じヘルスケアやビューティを中心とした企業であり、大きな違いは感じていない。むしろ、非常に似ている部分があるという印象は受けている。その中でもウエルシアは調剤が強みであったり、ツルハは日用雑貨が強いなどの面もある。お互いの強みが今後、良い形でシナジー効果が生まれると期待している」と語った。
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