ウエルシア薬局は、日用品・一般用医薬品卸の最大手のPALTACと調達先メーカー、物流企業のセンコー、日立製作所と共同で、サプライチェーン全体の配送効率化およびエネルギー消費削減に向け、情報連携基盤と物流センターでの入荷自動化設備を導入したと発表した。昨年12月から今年1月までの実証実験を経て、2月から神奈川県綾瀬市の「ウエルシア西関東RDC」で本格運用を開始した。
今回の取り組みは、物流・商流データ基盤で収集・標準化された各メーカーからの確定入荷数や荷姿、納品車両などの事前納品通知情報を、メーカーへの発注から店舗に納品するまでのサプライチェーン全体にわたって「配送情報シェアリングプラットフォーム」上で連携させると共に、同プラットフォームと物流センターを接続することで、トラックの積み下ろし専用スペースであるバース滞留時間の削減や検品作業の効率化を図る。
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