
内藤専務
エーザイは、2025年度から中長期成長に向け、販管費を中心とした構造改革に着手する。27年度には早期アルツハイマー病治療薬「レケンビ」と抗癌剤「レンビマ」で、グローバル売上の過半を見込む一方、コスト削減、組織・プロセスの抜本的見直しも進め、24年度比で人件費や諸経費を26年度から年度当たり300億円程度削減する。これらにより一時金を含まない営業利益率を3ポイント以上増の10%以上に改善し、重点の癌と神経領域の開発品などへの投資原資を拡大する。
構造改革の実施方針は、内藤景介代表執行役専務COOが25日に本社内で開催された記者懇談会で、中長期成長の方向性を説明した中で明らかにした。
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