
EU・アセアン・中国・米国・韓国・台湾・日本における化粧品の許認可制度の概要を解説した規制編と法令で規制される配合禁止成分・制限成分、配合可能な色素・防腐剤紫外線吸収剤・染毛剤成分などをまとめた成分編の二部構成で詳述した便利な一冊。
前版(2021年版)発行以降に変更・追加された内容を反映した改訂版です。
世界の7つの国・地域における化粧品の規制の現状と背景、方向性の理解、成分規制調査、輸出入の際の品質管理などに役立ちます。
主な改訂点
1.EU:「香料アレルゲン」表示義務化や成分規制の追加
2.アセアン:成分規制の定期的改正
3.中国:「化粧品監督管理条例」関係法令や規定などの見直しや追加・修正
4.米国:「MoCRA」制定に伴うFDA化粧品規制の強化
5.韓国:オーガニック化粧品と自然化粧品に関する化粧品法などからの削除
6.台湾:「化粧品衛生安全管理法」関係の特定用途化粧品廃止,PIF作成及びGMP義務化
目次
はじめに/化粧品規制と日本の化粧品輸出入の概要
1.輸出入の概要
2.化粧品規制のグローバル統一化と主たる内容の相互比較
3.日本での化粧品の製造/輸出入の際の留意点
第I部 成分編
1.配合禁止成分
1.1 EU,アセアン,中国,韓国,台湾の配合禁止成分
1.2 各国の配合禁止成分であるが日本表示名称のある成分
1.3 米国の配合禁止成分
1.4 日本の配合禁止成分
2.配合制限成分
2.1 EU,アセアン,中国,韓国,台湾の配合制限成分
2.2 日本の配合制限成分
3.特別なカテゴリーで配合できる成分
3.1 米国:代表的なOTC製品に配合できる有効成分(抜粋)
3.2 韓国:機能性化粧品,自然化粧品及びオーガニック化粧品
3.3 日本のいわゆる薬用化粧品(医薬部外品)に配合できる有効成分
4.配合できる色素成分
4.1 日本の法定色素と諸外国のタール系色素
4.2 日本で法定色素でないもの
5.配合できる防腐剤成分
5.1 日本の防腐剤リスト収載成分で諸外国でも防腐剤リスト収載成分
5.2 日本の防腐剤リスト未収載成分で諸外国では防腐剤リスト収載成分
6.配合できる紫外線吸収剤成分
6.1 日本の紫外線吸収剤成分
6.2 日本で紫外線吸収剤成分でないもの
7.配合できる染毛剤成分
7.1 日本の染毛剤承認基準収載成分と諸外国で使用できる染毛剤
7.2 日本の染毛剤承認基準収載成分以外で諸外国で使用できる染毛剤
8.日本表示名称を有し中国で使用可能な化粧品原料
第II部 規制編
第1章 EU(欧州連合)
第2章 アセアン
第3章 中国
第4章 米国
第5章 韓国
第6章 台湾
第7章 日本
【編集】化粧品法規制研究会
【判型・頁】A4変形判・904頁
【定価】24,200円(消費税込み)
【発行】2025年10月
ISBN978-4-8408-1661-8
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円