厚生労働省は27日、薬事工業生産動態統計令和6年年報の修正版を公表した。医療機器の生産金額は2兆6642億円(前年比0.4%減)、輸入金額は3兆4542億円(前年比4%増)で、合わせて6兆1184億円であった。これに対し医療機器の国内への出荷金額は4兆7083億円、外国への輸出金額は1兆1445億円で、合わせて5兆8528億円であった。生産金額は前年より減少したもののここ10年で2番目に大きく、輸入金額はここ5年で一番大きい金額となった。
医療機器の類別名称に見た生産金額上位は、(1)医療用鏡2650億円:構成割合9.9%、(2)内臓機能代用器2618億円:同9.8%、(3)医療用エックス線装置及び医療用エックス線装置用エックス線管2260億円:同8.5%、(4)血液検査用器具2253億円:同8.5%、(5)医療用嘴管及び体液誘導管2183億円:同8.2%などで、いつもの顔ぶれ。
一般的名称別で生産金額が大きかった上位3名称は、(1)全身用X線CT診断装置881億円:構成比3.3%、(2)ディスクリート方式臨床化学自動分析装置856億円:同3.2%、(3)歯科鋳造用金銀パラジウム合金799億円:同3.0%。これも例年どおりの顔ぶれである。
そのほかの項目別順位を取り上げると次のようであった。
◎都道府県別生産金額上位7県:栃木、静岡、茨城、福島、埼玉、愛知、千葉
◎1カ月の生産金額別に見た製造業者数(全1725社)と生産金額に占める割合:1カ月100万円未満476社0.1%、1カ月100万円~500万円未満383社0.4%、1カ月10億円以上46社64.5%…
◎類別名称別輸出(日本→外国)金額上位:医療用鏡2593億円;構成割合22.7%、血液検査用器具1824億円;同15.9%、医療用エックス線装置及び医療用エックス線装置用エックス線管1267億円;同11.1%…
◎州別輸出金額上位:アジア州、ヨーロッパ州、北アメリカ州…
◎国別輸出金額上位:アメリカ、中国、ドイツ、オランダ、韓国、ベルギー…
◎類別名称別輸入(外国→日本)金額上位:整形用品5237億円;構成割合15.2%、医療用嘴管及び体液誘導管5116億円;同14.8%、理学診療用器具4316億円;同12.5%…
◎州別輸入金額上位:アジア州、ヨーロッパ州、北アメリカ州…
◎国別輸入金額上位:アメリカ、中国、アイルランド、ドイツ、メキシコ…
医薬品、医薬部外品、再生医療等製品の概要は次のとおりである。
医薬品:国内生産金額10兆2485億円、外国からの輸入金額4兆2567億円、合計14兆5052億円。
医薬部外品:生産金額1兆4347億円。
再生医療等製品:生産金額178億円。
厚生労働省は昨年12月24日に発表した薬事工業生産動態統計令和6年年報について、今年2月13日に「令和6年年報及び月報(確報)の一部の数値に精査が必要であることが判明したため、当該数値の掲載を中止しています」とのお知らせを出し、また「精査が終わり次第、再度掲載します」としていた。今回の令和6年年報はその再度掲載するとしていた“修正版”といえるもの。
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