欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)は6月26日(現地時間)、日本ではキッセイ薬品が顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎肉芽腫症の治療薬として販売している「タブネオス」について欧州連合(EU)での製造販売承認の取り消しを勧告したと発表した。米国食品医薬品局(FDA)の医薬品評価センター(CDER)に続く承認取り消しが妥当とする判断となった。米国は最終決定はしておらず、欧州も今後、時期は未定だが、行政執行機関である欧州委員会(EC)が最終決定することになる。日本は検討中で、見解は示されていない。米国とは異なり「新規患者はタブネオスを始めるべきではない」と医師に注意喚起している。
同剤をめぐっては、日本の承認申請にも用いられた国際共同第III相試験(ADVOCATE試験)のデータの整合性の疑義をめぐり、日米欧の当局で内容を精査が進められている。
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