日本最大級の地図検索サイト「Mapion(マピオン)」をはじめ、様々な地図コンテンツを提供する株式会社マピオン(東京港区、以下マピオン)は、小林製薬のホームページから同社製品の取り扱い店舗が検索できる「販売店検索システム」を開発支援し、昨年末より公開している。生活者自身が「製品情報」だけでなく、「販売店舗」まで同時に検索できる同システムは、小売店舗を持たないトイレタリーメーカーとしては業界初の導入となる。マピオンでは今後、小林製薬での同システム導入を皮切りに、他企業でも導入できる店舗検索サービスとして広く展開し、事業拡大を図る考えで、「メーカーによる販売店の販促支援への活用も視野に入れ、2020年までに10億円の売上を目指す」という。
マピオンの法人向けサービスは、地図コンテンツや店舗検索機能を中心に200社以上が活用している。店舗と出荷情報を地図上に可視化し、販売拠点を案内できるコールセンター向けシステムや、在庫情報に連動した店舗情報をサイト上に表示するSPA(製造小売業)向けサービスなど、地図に様々な情報を掛け合わせるノウハウを活用したサービスを特徴とする。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。