全国健康保険協会(協会けんぽ)静岡支部は12月25日、地域フォーミュラリー策定に向けたレセプトの分析結果を発表した。消化性潰瘍治療薬のプロトンポンプ阻害薬(PPI)など4薬効群で作成したシミュレーション用フォーミュラリーによって年間最大4億5655万円、長期収載品を全て後発品に切り替えた場合に年間最大9億0037万円の薬剤費の削減が可能と試算。合計の薬剤費削減想定金額は「年間最大13億5692万円に及ぶ結果だった」とした。
データ分析は日本調剤に委託。静岡県内の17年1~12月のレセプトデータをもとに、フォーミュラリーで削減できる金額などを試算した。
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