◆近年、大麻事犯による検挙者数は増加傾向にあり、昨年は3578人に達するなど過去最多を更新した。このうち20歳未満~20代の若年層が占める割合も高まっているようだ
◆警視庁の大麻乱用実態調査によると、大麻を初めて使用した経緯は「自ら求めて」ではなく、「誘われて」使うケースが多い。動機は、「好奇心・興味本位」で、若年層では「その場の雰囲気」や「クラブ、音楽イベントの高揚感」など周囲に影響される傾向があるという
◆2年前に薬物乱用防止VR動画を作成し、話題となった福岡県は、今年度事業で大麻の違法性を伝える動画を作成。位置情報を活用して若年層が誘われる場所となる可能性が高い繁華街にいるスマートフォンユーザーに対する動画広告配信を10月から開始する
◆動画はどんな事情でも大麻所持が違法であることを視覚的に明示。「誘われそうな」場所で配信することで大麻乱用を未然に防ぐ狙いだ。明日から始まる「麻薬・覚醒剤乱用防止運動」に合わせた取り組みだが、動画の効果を期待したい。
大麻の違法性伝える動画広告、位置情報を活用して配信
2019年09月30日 (月)
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