
左から高木傳県医薬品卸業協会会長、原口亨県薬剤師会会長、上田修県薬務課長
福岡県薬剤師会が導入し、福岡県と県医薬品卸業協会の三者が連携して運用する災害対応医薬品供給車両「モバイルファーマシー」が、福岡市内で披露された。三者は14日に運用に関する協定を締結している。自治体、県薬剤師会、卸団体が連携した形でモバイルファーマシーの運用スキームを整備するケースは全国で初めて。
今回の運用スキームでは、県の要請で医療救護活動を実施した場合、▽モバイルファーマシー派遣に必要な経費や乗務した薬剤師の日当や旅費▽活動中の薬剤師等の負傷、死亡の場合の扶助金▽搭載する医薬品等の経費――については県が負担することを明記。モバイルファーマシー車両の保管管理は、三者協議のもと県医薬品卸業協会の会員社が行うとした。
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