厚生労働省は3日の電子処方箋推進会議で、今夏までに電子処方箋管理サービスで医薬品のダミーコードを受け付けない状態に変更する対応方針を示した。電子処方箋を受ける薬局側のシステムで医師の処方と異なる医薬品名が表示された事例においてダミーコードが事例発生の要因となっていたことを踏まえたもの。
電子処方箋に関する医療機関・薬局のシステム内では、医薬品に対応したコードを用いて情報のやり取りが行われている。YJ(薬価基準医薬品収載)コード、一般コード等が医療機関等で使用できるまでタイムラグがある場合などを想定し、コード自体に特定の意味を持たないダミーコードと医薬品名称のテキスト情報を合わせて登録できるようにしていた。
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