日本薬局協励会(協励会)は21、22の両日、東京有明の東京ビッグサイトで第76回東京全国大会を開催した。今回は「『変化』―高めよう協励精神」を大会テーマに掲げ、混合協励会や協励式ケースレポート、分科会や特別講演などの各種行事や総会が2日間にわたって行われた。

2日目の大会式典であいさつした佐野智会長は、最近の協励会を取り巻く環境に関し、「今となってみれば新型コロナウイルス感染症で悩み、苦しんでいたことが嘘であるかのように、街の中では以前以上に人々が自由に行動し、外国からもたくさん観光に来ている」と述べ、「関西においては大阪・関西万博も開催され、持続可能な開発目標の達成への貢献や日本の国家戦略の実現を目指して日々取り組まれている」と指摘。特に大阪・関西万博に対しては、「われわれが今後進んでいくべきものがきちんと記されているように感じている」と語った。
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