大日本住友製薬は19日から、粘膜付着型鼻過敏症治療剤「スカイロン点鼻液50μg28噴霧用」(一般名:プロピオン酸フルチカゾン)を発売した。売り上げ見込みは初年度4億円、ピーク時7億円。持続性抗アレルギー剤「エバステル」との相乗効果を狙う。
同剤は、グラクソ・スミスクラインが販売する「フルナーゼ」のジェネリック医薬品。東興薬品が開発した。東興薬品が特許を有する鼻腔内滞留性の優れたゲル基剤を用い、噴霧容器にも工夫を加え、噴霧後の液だれを少なく、滞留性や使用感を良くした。また、[1]あらゆる角度から噴霧が可能[2]使用時に振る必要がない[3]特異な臭いがしない――などの特徴もある。