インテージヘルスケアは、2025年9月度のOTC医薬品(一般用医薬品)市場概況を公表した。それによると、9月度の販売金額は1013億円となり、OTC医薬品市場は前年比99.0%でマイナスとなった。昨年は医療用の咳止め薬や去痰剤不足の影響もあり、OTCの鎮咳去痰剤が好調だったが、今年はその反動を受けた。過去5年の9月の平均を100とした場合の5年指数は106.1となった。
9月度に好調だった薬効は、漢方薬(販売金額54.4億円、前年同月比104.1%)、外用鎮痛・消炎剤(85.1億円、102.5%)、皮膚用薬(除殺菌)(83.4億円、101.5%)、水虫治療薬(12.0億円、107.2%)、鼻炎治療剤(26.6億円、102.9%)などとなった。
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