オリンパスは9日、医療機器関連製品の製造拠点である長野事業場(長野県上伊那郡辰野町)の新棟「B棟」が完成し、竣工式を執り行った。今後、設備の導入などを進め、2026年度中の全面稼働開始を目指す。
竣工式には、辰野町長の武居保男氏、長野県議会議員の垣内将邦氏ら地元関係者や設計・施工関係者らが参列した。式典では、同社ジャパン・リージョナル・プレジデント(日本統括役員)の河野裕宣氏が、「今回のB棟建設は、この長野の地に根差し、末永く事業活動を続けていくという強い意思の表れでもあります。この新しい場所で働く一人ひとりが、誇りと安心感を持って力を発揮できる環境になることを目指していきます」とあいさつ。今後も地域社会や従業員との共生を図りながら、グローバルに供給を支える確固たる製造基盤を築いていく決意を表明した。
長野事業場は、80余年にわたり培ってきたものづくりの精神を受け継ぎ、同社の内視鏡製品の医療用レンズや成型部品、電子部品など、多種多様な部品を製造している。
今回完成したB棟は、22年に分社化したエビデントの構内に設置されている主要部品の開発・製造機能が移管されると共に、医療機器の主要部品(キーコンポーネント)の生産拠点としての機能を担っていく。また、最新設備への集約により、生産業務の効率化や省エネ性能の向上を図ると共に、将来の事業拡大を見据えた拡張性と事業継続性を確保し、強固な供給責任を果たしていく。
B棟は、地上2階建て、建築面積は9202平方メートル、総延べ床面積は17665平方メートル。
住所は、長野県上伊那郡辰野町伊那富6789。
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