TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

3番目の膣カンジダ治療薬、一般用医薬品部会が了承

2011年11月25日 (金)

 薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会は24日、エスエス製薬が申請したネチコナゾール塩酸塩を有効成分とする膣カンジダ治療薬を審議し、了承した。

 同剤はクリーム剤で、商品名は「エスエスカンジダクリーム」「フェミディアクリーム」「カンジダカユミノンクリーム」を予定している。医療用医薬品の「アトラントクリーム1%」と成分・分量が同一。

 効能・効果は、膣カンジダの再発による外陰部のかゆみで、過去に医師から膣カンジダの診断・治療を受けた人に限定される。既存のクリーム剤は、成人(15歳以上60歳未満)で適量を1日2~3回、幹部に塗布するが、同剤は1回で済む。

 ただ、膣症状(おりもの、熱感など)を伴う場合は必ず膣剤と併用し、外陰部症状のみの場合は膣剤との併用を推奨している。3日間使用しても症状の改善が見られないか、6日間使用しても症状が消失しない場合は医師の診察を受ける。

 承認条件として、3年間の安全性に関する製造販売後調査が付いた。

 膣カンジダのスイッチOTCのクリーム剤としては、イソコナゾール硝酸塩を含有した「メンソレータムフレディCCクリーム」(ロート製薬)、ミコナゾール硝酸塩を含有した「メディトリート」(大正製薬)に続いく3番目。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術