概要
臨床検査薬情報担当者(DMR)の資質向上と社会的評価を得るため、平成11年度より発足したDMR認定制度による教育研修および認定試験のテキストとして、平成10年に初版、平成19年に改訂版を発行していたものを、近年の臨床検査および臨床検査薬を取り巻く情勢の変化をふまえて大幅な見直しを行うとともに、最新の内容にも対応。
「研修テキストII」は、疾患別および診療における臨床検査の概念について解説した臨床検査医学と、各種臨床検査の測定法や意義について解説した臨床検査学の2編構成となっており、人体構造の基礎知識、分野別の代表的な疾患における検査の手法、臨床検査の役割、検査項目、測定原理等、DMRに求められる基本的知識についてわかりやすく解説しているので、DMR認定試験対策および臨床検査薬製造販売企業のDMR教育に十分活用できる。
目次
I 臨床検査医学
1 臨床検査医学総論
2 循環器系
3 呼吸器系
4 消化器系
5 腎・尿路系
6 血液・造血器系
7 内分泌・代謝系
8 産科・婦人科系
9 免疫と免疫異常
10 感染症
11 その他
II 臨床検査学
1 臨床検査総論
2 一般検査
3 血液学検査
4 臨床化学検査
5 免疫血清学検査
6 微生物学検査
7 遺伝子関連検査
8 輸血検査
9 病理検査
【監修】森 三樹雄(十文字学園女子大学教授・獨協医科大学名誉教授)
【編集】一般社団法人 日本臨床検査薬協会
【判型・頁】A4判 245頁
【定価】4,180円(消費税込み)
ISBN:978-4-8408-1210-8 C3047
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円