大正製薬は、大阪府豊中市に建設していた新物流センターがこのほど竣工し、来年1月から稼働開始すると発表した。同社では、関西地区の物流拠点として、既に大阪物流センター(大阪市城東区)を保有し、同じく大正製薬ホールディングスの連結子会社である大正富山医薬品の製品と共に、主に関西向けに出荷しているが、同センターの老朽化や大規模災害への備えが不十分なため、昨年12月から新物流センターの建設に着手していた。
新物流センターは、大阪府豊中市箕輪3の7の15にあり、地上4階建て、敷地面積1万2165m2、建築面積6392平方m2、延べ床面積1万9195m2。建設に当たっては、従来の物流センターの機能に加え、耐震性を強化すると共に、大正製薬が物流拠点を置く他の地域(大宮、横浜など)で仮に大規模災害等が発生し、物流機能が毀損した場合でも、ほとんど代替できる機能を備えることに留意した。
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