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【2014年年頭所感】医療の質向上・経済成長に寄与‐製薬協会長

2014年1月8日 (水)

日本製薬工業協会会長 手代木功

手代木功氏

 昨年は、成長戦略として「日本再興戦略 JAPAN is BACK」が策定されると共に、「健康・医療戦略」がまとめられ、厚生労働省からは「医薬品産業ビジョン2013」が発表されました。健康・医療市場は、世界的に需要の増大が見込める戦略分野と位置づけられ、特に医薬品産業は多面的な高付加価値、知識集約型の産業であることから経済成長の牽引役として期待されています。

 本年も、日本製薬工業協会として取り組むべき事項は多岐にわたりますが、注力すべき主要課題として、▽コンプライアンスの徹底と企業活動の透明性の向上▽イノベーションの促進による医療の質の向上・経済発展への貢献▽国際連携の推進とグローバルヘルス改善への取り組み▽積極的な情報発信とステークホルダーとの相互理解の推進――を掲げています。これらの課題解決を進めることが、医薬品産業の基本活動である創薬の活性化につながり、革新的新薬の開発やアンメット・メディカル・ニーズへの対応といった形で、わが国の医療の質の向上と経済発展に寄与していくものと信じています。

 現在、製薬協が提言してきた基礎研究の成果を実用化に導く『創薬支援ネットワークの構築』、効率的な臨床試験の実施体制構築に向けた『臨床研究中核病院等の整備』、医療分野における研究開発の司令塔機能『日本版NIHの創設』などが着々と進められ、いよいよ成果創出が期待される実行フェーズを迎えつつあります。また、民間投資活性化等のための税制改正項目として研究開発税制の拡充が盛り込まれるなど、税制面での対応も一歩前進しました。、これら国策を大いに活用し創薬をさらに加速・活性化させていきたいと考えています。

 製薬協会員企業の使命は、「革新的で有用性の高い新薬を創出し、一日でも早く、わが国のみならず、世界の人々の健康と福祉の向上に貢献する」ことです。そして、その結果として日本の経済成長に寄与していきたいと考えています。


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