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【第一三共】抗体薬物複合体、自社技術で勝負‐B7-H3標的で早期臨床入り

2014年12月22日 (月)

古賀氏

古賀氏

 第一三共は、自社創製した抗体薬物複合体(ADC)の早期臨床入りを目指す。多くの癌に発現する抗原「B7-H3」を標的としたADCが、悪性黒色腫の動物モデルを用いた前臨床試験で良好な有効性を示した。バイオロジクスグローバルヘッドの古賀淳一氏は、17日のR&D説明会で「ADCなどの次世代抗体をわれわれの勝負の場所とにらみ、リソースを投入していきたい」と強調。将来の事業化に向け、ADCの商用生産体制を国内で整備する方針も明らかにした。

 同社は、バイオシミラー市場に参入すると共に、事業基盤を整備し、新薬のポートフォリオを充実させるバイオ医薬の創薬戦略を描く。2012年には探索段階で10件、前臨床段階で4件、第I相試験段階に1件だったが、今年度は探索で46件、前臨床で11件、第I相で4件と開発パイプラインが進展している。今後は、ADCや抗体依存性細胞傷害、二重特異性抗体などの次世代技術を用いた抗体医薬をターゲットに探索研究を進める方針を打ち出す。


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