薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の安全対策調査会は8日、製造販売後調査を終了した第1類2成分のリスク区分の見直しを審議し、鼻炎用点鼻薬の「オキシメタゾリン塩酸塩」(佐藤製薬:ナシビンMスプレー)を第2類に引き下げ、腟カンジダの再発治療に用いる「クロトリマゾール」(佐藤製薬:エンペシドL)を第1類に据え置く案をまとめた。
オキシメタゾリン塩酸塩は、モニター店によるアンケート調査、製造販売後調査の結果から、鼻漏、鼻部不快感、鼻乾燥などの副作用が認められたものの、いずれも発生頻度は低く、重篤と評価されたものはなかった。
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