TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【がん研究センター】小児神経芽腫で医師治験‐ビタミンA類似薬用い開始

2015年04月16日 (木)

 国立がん研究センターは9日、希少癌の小児神経芽腫治療薬の医師主導治験をスタートさせた。欧米で標準治療薬となっているイソトレチノインの10分の1以下の濃度で強い抗腫瘍効果を発揮するビタミンA類似薬を用い、大阪市立総合医療センター、九州大学病院と共同で実施。ドラッグラグの解消を目指す。

 今回の医師主導治験は、まず小児での第I相試験を実施する。神経芽腫は、小児で脳腫瘍に次いで多く見られるものの、5年生存率が3割程度にとどまる予後不良の難治癌。抗癌剤や自家移植、放射線、手術等の治療が行われ、これらが成功した後にイソトレチノインを6カ月服用することで3年以内の再発・死亡を15%減らすことが示され、既に欧米ではビタミンA類似薬のイソトレチノインが標準治療薬として用いられてきた。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術