日本漢方協会(今井淳会長)では、正しい漢方知識の普及を目的とした今年度の「漢方総合講座」を、4月から開催している。この一環として、7月19日午前10時から慶應義塾大学薬学部の芝共立キャンパス(東京港区)で「漢方薬局製剤実習講座」があり、現在参加者を募集中(日本薬剤師研修センター認定の「漢方薬・生薬認定薬剤師」更新の受講単位が取得可能)
煎じ薬、丸剤、軟膏剤などを実際に作る薬局製剤講座は毎年好評で、今年度は丸剤は「響声破笛丸」、軟膏は「中黄膏」を製剤する。なお、午前中は薬事法とオリエンテーション、午後に製剤実習となる。
参加費は、総合講座受講生は無料、同協会会員8000円、一般1万5000円、薬学生6000円となっている。
なお、今月の漢方総合講座は21日に同所で開催予定で、基礎漢方講座、傷寒論入門の講義や、漢方臨床医による「漢方治療の実際・急性疾患」「漢方トピックス・古典と口訣」が行われる。講座は単回受講も可能。
詳細・申し込みは同協会事務局(TEL・FAX03-3805-9140、http://www.nihonkanpoukyokai.com/)