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田辺三菱製薬がスタート

2007年10月1日 (月)

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 田辺製薬と三菱ウェルファーマの合併新社「田辺三菱製薬」が1日からスタートした。新会社は、「医薬品の創製を通じて世界の人々の健康に貢献する」を企業理念に、「国際創薬企業として社会から信頼される企業」を目指す。一人ひとりの「いのちの輝き」を守って行くこと。そんな「いのち」に関わる製薬会社としての原点を大切にしながら、新たな道を進んで行く。

 武田、アステラス、第一三共に続く第4位の国内医科向け製品売上高を誇る田辺三菱製薬の基本戦略は、[1]国際創薬企業の地位の早期確立[2]国内市場でのプレゼンス向上[3]特色ある製薬企業を目指す――を柱としている。さらに、ジェネリック医薬品事業への参入、個別化医療への取り組みも基本戦略の一つに挙げている。10年度経営目標は、売上高4800億円、シナジー効果270億円、営業利益(のれん償却前)1100億円、のれん償却費100億円、営業利益1000億円。

 ファイザー、第一三共に続いて業界3位のMR数を擁する田辺三菱製薬では、2600人のMRをいかに活用して成果に結びつけるかが当面の大きな課題だ。新社の営業戦略では、戦略領域、重点製品、強化エリア‐‐を中心に、シナジーの最大化を目指す。

 戦略領域では、免疫(レミケード等)と脳疾患(ラジカット等)を柱に位置づけ、レミケードのエリアマネージャーの倍増(現在100人)、脳領域専門組織の新設(約200人)を図る。

 重点製品は、田辺製薬製品の抗ヒスタミン薬「タリオン」、ACE阻害剤「タナトリル」、三菱ウェルファーマ製品の抗血栓薬「アンプラーグ」、利胆薬・C型慢性肝疾患治療薬「ウルソ」の4製品で、これら製品に営業資源を集中する。

 海外事業戦略については、米国ではコレバイン、MP‐146の早期承認取得を目指し、腎領域における自販体制を構築。その後の領域拡大で事業基盤を強化する。欧州では、現在、ドイツ、オーストリアで自社販売しているアルガトロバン(選択的抗トロンビン剤)の販売拡大に加え、米国と並行したコレバイン、MP‐146の早期承認取得を目指す。

 中国については、両社事業基盤の統合・ノウハウの共有、両社経営資源の最大活用により成長市場における事業展開を加速化する。その他地域では、両社のアジア既存事業基盤の活用による既存製品の新規展開やアジア地域における国際共同治験を推進し、新規有望市場への展開を図る。

 新たに参入するジェネリック医薬品事業では、同社がもつ信頼性保証・研究開発・製造・流通の各基盤をフルに活用。高品質で充実した製品ラインナップとその安定供給を実現し、患者及び医療関係者が安心して使用できるリライアブルジェネリックを提供する。

 また、三菱ケミカルホールディングスグループのヘルスケア各社との連携により、マスメディスンに対応した従来型の医療のみならず、患者個々の病態にフォーカスしたターゲッテドメディスン、いわゆる個別化医療にも積極的に取り組んで行く。

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