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3年後にバイオ後続品投入‐あゆみ製薬・大内社長に聞く

2016年01月28日 (木)

売上500億円、5年後達成を視野に

大内社長

 昨年12月に就任したあゆみ製薬の大内光社長は、本紙のインタビューに応じ、今後リウマチを中心に、変形関節症、骨粗鬆症、鎮痛の4事業を展開すると共に、今後3年で複数品目のバイオ後続品を投入していく方針を打ち出した。大内氏は、「事業のスピード感を大事にしたい」と述べ、バイオ後続品市場参入を機に、当初10年後に予定していた売上目標500億円を5年後に前倒しする事業計画の見直しも明らかにした。目標達成後は、リウマチと整形外科のスペシャリティファーマとして海外展開にも本腰を入れる方向だ。

 あゆみ製薬は、参天製薬から抗リウマチ薬4剤を承継し、昨年8月から国内初のリウマチに特化した製薬企業として営業を開始した。12月末には、昭和薬品化工から解熱・鎮痛用途に使用されるアセトアミノフェン市場で約8割のシェアを獲得する「カロナール」を中心とした医薬品事業を譲受。今後、リウマチを中心に、変形関節症、骨粗鬆症、鎮痛の疾患領域に広げる計画を打ち出す。


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