医薬品医療機器総合機構(PMDA)は15日、独立行政法人の評価に関する有識者会議に2015年度の業務実績評価を示した。医薬品の審査業務および健康被害の救済業務の迅速な処理・体制整備の2項目について、18年度までの中期目標を質的・量的に上回っていると判断し、5段階評価で最高評価の「S」をつけた。
医薬品の審査業務の迅速な処理と体制整備では、新薬の審査期間において、優先品目で9カ月(60%タイル値)の目標に対して8.7カ月、同じく通常品目も12カ月の目標に対して11.3カ月と、目標を達成。特に早期の上市が望まれる新有効成分品目について、申請者側にかかる時間が延びる傾向にある中で、行政側期間を短縮することで目標達成に大きく寄与したことを高く評価した。
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