◆22日に閣議決定された来年度予算概算は、対前年度比0.8%増の97兆4547億円となったが、歳入の税収等は約58兆円で、34兆円強はまだ公債に頼っている。いつになったら、1000兆円を超えている子々孫々へのツケを減らせるのだろうか
◆一般歳出で最も多いのは社会保障費で32兆4735億円、次いで借金返済費23兆5000億円余。毎年のことながら、年末の国家財政状況を見ると暗い気持ちにさせられ、戦後70年を経てもなお、希望の持てる日本を子供たちに渡せるのか自信がない
◆外交でも、北の領土、南の基地問題と敗戦国の現実は続いている。しかし、消沈していては胸を張れる未来はやってこない。日本と日本人は壊滅状態をもたらした戦禍と、幾多の甚大な災害を乗り越えてきたことは紛れもない事実だ
◆環境が厳しくなり、苦しいときこそ前進する底力を発揮してきた。医薬品業界も新たなステージに突入する。不安もあるだろうが、新年は元気を持って明るく迎えたいものである。読者の皆様、よいお年をお迎え下さい。
よいお年を
2016年12月26日 (月)
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