年内にとりまとめ
厚生労働省は11日、省内で厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会を開き、医薬品医療機器等法の見直しに向けた検討をスタートさせた。会議では、▽革新的な医薬品・医療機器などへの迅速なアクセス確保・安全対策の充実▽医薬品・医療機器などの適切な製造・流通・販売を確保する仕組みの充実▽薬局・薬剤師のあり方・医薬品の安全な入手――の三つの論点で検討を進めていくことを確認。5月以降、テーマごとに議論し、7月をメドに論点整理を行う。秋以降もさらに検討を加え、年内をメドに意見を取りまとめる予定だ。
2014年11月に施行された薬機法は、施行後5年をメドに、改正後の規定に検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講じることになっており、ちょうど見直しに向けた議論のタイミングに当たる。
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