
玉川会長
全国医療品工業会(全療工)は4日、都内で2018年度定期総会を開催し、17年度事業・決算報告および18年度事業計画・収支予算等を承認した。任期満了に伴う役員改選では、推薦された12会員の中から正副会長の互選を行い、会長には引き続き玉川幸彦氏(玉川衛材)、副会長にも引き続き堀田直人氏(ニチバン)、大越昭夫氏(ピジョン)がそれぞれ就任した。続投となった玉川会長は、全療工の役割(場)について「情報共有・交換の場」「統一行動の場」「会員相互に利用する場」の三つを挙げ、今後も会員各社が一体となって、医療衛生用品市場の拡大発展に向けて努力する必要性を指摘した。
総会後の懇親会であいさつした玉川会長は、「社会環境が大きく変わる中、全療工もかつては会員メーカーが80社を超える時代もあったが、統廃合によって現在の会員数は54社(3月31日現在)になっている。しかし、それだけ密度が濃くなってきているとも言える。今後も伝統を生かしながら、全療工の活動を進めていきたい」と強調。
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