本書は、実際に在宅医療に携わっている薬局薬剤師が実務に沿ったかたちで、その業務内容を詳細にわかりやすく解説しています。
2018年の診療報酬改定・介護報酬改定の内容に対応した改訂版です。
◎在宅訪問に必要な届出、訪問先では何をするのか、介護報酬の請求、多職種との連携など在宅業務のノウハウをまとめています。
◎実際の在宅訪問業務が映像でわかる「薬剤師による在宅訪問の実践」を収録したDVD付き。
◎作成文書の「各種書式」を専用ホームページよりダウンロード可能。そのまま資料作成に使えて便利。
CONTENTS
第1章 在宅医療とは
1.在宅医療・介護連携の必要性について
2.在宅医療の概念
3.在宅医療を推進するための制度改正
4.訪問薬剤管理指導の対象となる患者さま
5.在宅医療における薬剤師の役割・取り組み
6.薬剤師の在宅訪問業務
7.介護保険による在宅訪問業務
8.医療保険による在宅訪問業務
9.単一建物居住者の人数
10.介護保険法と他の医療保険法等との関係
「要介護認定の更新手続きが簡素化」
第2章 在宅服薬支援に向けての準備
1.在宅業務開始に必要な届出
2.薬局における作成文書
3.その他に準備する文書等
4.医師から発行される文書
在宅業務における届出・文書一覧
「在宅における薬剤管理が進んでいる」
第3章 薬局薬剤師の在宅訪問業務の流れ(医療保険)
第4章 薬局薬剤師の在宅訪問業務の流れ(介護保険)
第5章 調剤薬局のための無菌調整マニュアル
1.高カロリー輸液を調剤・監査する上でのポイント
【図】TPN、麻薬注射剤使用者のルート接続
2.無菌調製室の共同利用
3.無菌調製剤の処方例と調製手順
保険薬局で調剤可能な注射薬(2018.4改正)
保険薬局で調剤可能な特定保険医療材料(2018.4改正)
第6章 レセプト業務
1.保険薬局での介護保険の受付
2.介護給付費 請求書と明細書の書き方
3.請求と返戻
4.その他
第7章 薬局としての在宅介護支援
1.高齢者薬物療法の注意点
2.アドヒアランスをよくするための工夫
3.介護保険が適用される福祉用具及び住宅改修
4.介護に関する確定申告
第8章 訪問薬剤管理指導における課題
第9章 介護サービスに関する関係機関
第10章 関連規定(居宅療養管理指導)
【監修】矢後 和夫(北里大学名誉教授)(’18.7)
【編集】なの花北海道在宅推進委員会
【判型・頁】B5判・212頁
【定価】4,180円(消費税込み)
ISBN:978-4-8408-1466-9 C3047
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円