文部科学省の2019年度予算案で、文部科学関係予算は2349億円増の5兆5287億円、科学技術予算は235億円増の9861億円となった。新規事業として、大規模な医療データの活用基盤を構築・運営する人材を育てる「医療データ人材育成拠点形成事業」に2億円を計上。バイオ創薬や遺伝子治療の革新的基盤技術を開発する「先端的バイオ創薬等基盤技術開発事業」に12億6100万円を盛り込んだ。
文教関係予算の高等教育局関係では、高度医療人材の育成と大学病院の機能強化に17億0200万円を計上した。
そのうち、新規で医療データ人材育成拠点形成事業に2億円を充て、医療現場から大規模に収集されるデータの利活用を推進し、質の高い医療を実現するため、医療データの活用基盤を構築・運営できる人材や医療データを利活用できる人材を育成する。
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