日医工の田村友一社長は、14日の決算説明会で、2月から品切れで国内での供給を停止している「セファゾリンナトリウム注射用0.5g/1g/2g『日医工』」に言及。「多大な迷惑をかけたことを心よりお詫びする。安定供給に対するジェネリック医薬品メーカーとしての使命を改めて見直し、一刻も早い供給再開に向けて取り組んでいる」と述べた。
セファゾリンは、日医工が国内シェアを占有している製品。中国メーカーがセファゾリン出発物質の「テトラゾール酢酸」(TAA)、イタリアの原薬メーカー2社がセファゾリン原薬を製造し、複数ルートで調達していた。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。