エーザイの内藤晴夫CEOは、13日に開催した決算説明会で、主力の抗癌剤「レンビマ」の売上高と同剤に関連した米メルクからの収益の合計が昨年度で約1281億円となったことを受け、「今後どの年度で20億ドルを超えるか、われわれの近未来を考える上で重要な着眼点となる」とさらなる大型化に期待感を示した。今年度はメルクからはオプション権行使に伴う一時金2億ドルと複数のマイルストンの受領を見込むほか、全地域で二桁成長を計画し、製品売上のみで1000億円を突破する計画だ。
レンビマの昨年度売上高は前期比94%増の626億円となり、メルク関連の収益として655億円を計上した。今年度も売上高で1160億円とほぼ倍増を計画する。
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