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CAR-T細胞療法「キムリア」と費用対効果評価

2019年05月20日 (月)

◆国内初となる白血病のCAR-T細胞療法薬「キムリア」。15日の中央社会保険医療協議会総会で3349万円の価格がついた。薬価基準収載品では最高額となる
◆保険適用により「高額療養費制度」を利用できるため、医療保険財政への影響を心配する声が上がっているが、対象患者を若年層や難治性などに限定し、200人程度に絞っており大きな影響はないとみられる。仮に一次治療の承認申請に向けた臨床試験で有効性が確認され、使用が認められれば財政影響を考慮せざるを得ない事態になる
◆ただ、複数の抗癌剤を試した後にキムリアを使う場合と1回目の投与で治癒するのとでは患者のQOLは大きく異なるし、将来的には医療費削減につながる可能性も出てくる。実際C型肝炎の完治が期待できる「ソバルディ」など4品目は中医協で費用対効果の良さが認められ、薬価が引き下げられなかった
◆2018年度診療報酬改定で本格導入された「費用対効果評価」の役割は大きい。キムリアの一次治療の価格にもよるだろうが、負担のあり方を考える上で転換となる議論に発展するかもしれないからだ。




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