厚生労働省の宮嵜雅則健康局長は、17日の全国厚生労働関係部局長会議で、中国の武漢市で感染者が相次いでいる新型コロナウイルスについて、「肺炎への対応や感染対策に基づき、患者が出た場合は関係機関と密に連絡してほしい」と要請したほか、現在は接種の積極的勧奨を中止しているヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関しては、「協力医療機関における診療体制の構築をお願いしたい」と述べるにとどめた。
宮嵜氏は、武漢市で感染報告が相次ぎ、複数の死者を出している新型コロナウイルスについて、国内でも感染者が確認されたことを踏まえ、「患者が出た場合、国立感染症研究所で検査を行う態勢を整備している」と国の対策に言及。
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