◆昨年7月に改正健康増進法の一部が施行され、病院や学校等の敷地内は原則禁煙となった。1日からは全面施行され、飲食店やオフィス、交通機関など全ての施設における原則屋内禁煙もルールに加わった
◆ジョンソン・エンド・ジョンソンが全面施行前に行った調査によると、今回の健康増進法改正など喫煙環境の変化に「肩身が狭い」と感じている禁煙意向ありの喫煙者は7割を超えたことが判明。喫煙者には周囲に迷惑をかけているという意識を持っていることがうかがえる結果となった
◆一方で、非喫煙者のうち、周囲の身近な喫煙者が頻繁なタバコ休憩や受動喫煙など「喫煙に伴う弊害で周囲に困った経験を与えていることに気付いている」と感じている割合は3割程度にとどまっている
◆調査結果を見ると、周囲への迷惑といった観点で、喫煙者と非喫煙者の回答には差があるようだ。今回の健康増進法改正による喫煙環境の変化は、喫煙者と非喫煙者がお互いの立場や意識を理解するよう歩み寄る契機になるかどうか注目したい。
喫煙者と非喫煙者の歩み寄り
2020年04月03日 (金)
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