ウエルシアホールディングスの池野隆光会長は、電話会議で開催した2020年2月期決算説明会で、新型コロナウイルス感染による特需で売上が大きく伸びるなど、業績は計画を大きく上回って着地したことを強調。今後の方向性に関して「ビジネスモデルの変更はないが、社会環境が大きく変化している。新型コロナウイルスが収まったとしても、元には戻らないとの考え方に立ち、あらゆる仕事のフォームを変えていくつもりで対策を検討している」とした。
池野氏は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い可能となったオンライン服薬指導に言及。「社内での整備を開始した」と説明。3月には3500件だったFAX処方箋が1日~14日までの間で1万件以上に達したことを明らかにし、「大変化を起こしている」と話した。
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