厚生労働省の「国立感染症研究所BSL(バイオセーフティレベル)-4施設の今後に関する検討会」が2日に初会合を開き、新施設の移転先について、円滑な連携のために感染研本部や厚労省と近距離に設置することを求める意見が相次いだ。地域住民への情報提供等で不安を払拭することも必要との声も上がり、厚労省は意見を反映した取りまとめ案を作成し、12月の次回会合で示す予定。
感染研村山庁舎(東京都武蔵村山市)に設置しているBSL-4施設は、エボラ出血熱など「特定一種病原体」のウイルスを安全に取り扱える施設で、感染経路の分析、検査法や治療薬等の開発に不可欠とされている。
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