◆17日から新型コロナウイルス感染症ワクチンの先行接種が始まった。医療従事者に続き、4月以降に65歳以上の高齢者、基礎疾患保有者、その後に一般の人というスケジュールである
◆ワクチン接種としては、かつてない規模となるだけに、円滑なワクチン接種や流通の体制を構築する取り組みも重要である。一方、接種が始まったワクチンは海外で新しく開発されたもので、安全性や副反応に不安を寄せる住民からの相談対応も必要になる
◆既に各都道府県などでは医療従事者を含む一般からの専門相談窓口が開設されている。実際、ワクチンの安全性や有効性、保管温度、管理方法、接種後の副反応に関する相談などに対応しており、自治体によっては相談窓口業務を薬剤師会に委託する県もある
◆ただ、業界関係者以外からは、相談窓口が開設されていること自体あまり知られていないように感じる。薬剤師のワクチン接種支援も言われているが、こうした情報を来局する患者に伝えることも、かかりつけ薬局としての役割になるだろう。
ワクチン相談窓口、開設情報周知を
2021年02月26日 (金)
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