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【富士フイルム】米中の医療IT企業を子会社化‐グローバル展開を強化

2008年12月3日 (水)

 富士フイルムは、医療ITシステム分野のグローバル展開を強化している。米国の放射線情報システムメーカーのエンピリックと、中国の電子カルテメーカーの北京天健源達科技有限公司(天健社)を子会社化した。

 エンピリックの買収によって、エンピリックの放射線情報システムと、富士フイルムの医用画像情報システム「SYNAPSE(シナプス)」を連携させることで、遠隔画像診断や両システムのASPサービスでの積極的な事業展開を進める。さらに、英国、豪州、中東、イスラエルなどでの販売拡大も図る。

 富士フイルムではこれまでも、エンピリックを通じて米国市場でのシナプスの販売を進めてきたが、米国市場で両システムを一体化させたサービス提供が求められていることを踏まえ、エンピリックの全株式を取得し、米国市場での競争力を強化することとなった。

 エンピリックは、2001年に設立され、07年度の売上高は約5億円。 

 中国市場では、天健社の販売網を活用し、電子カルテなど病院全体の医療ITシステム事業に本格参入する。シナプスの拡販を進め、急成長する中国医療IT分野で、シェア拡大に向けた取り組みを展開する。同時に、現在中国市場で約4割のシェアを持つデジタルX線画像診断システム「FCR」や消化器内視鏡などの販売も強化する。

 中国の医療IT市場は、1年当たり20%以上で急速に拡大している。富士フイルムは、これまで、天健社を通じて、シナプスの中国での販売を進めてきたが、成長市場での医療ITシステムの販売を強化するため、天健社の過半数の株式を取得し、子会社化した。

 天健社は、93年に設立され、従業員は約370人。07年度売上高は約13億円。

 富士フイルムは、5年後をメドに、医療IT分野の事業規模を倍増させたい考え。

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