
事業計画を発表する松本会長
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は都内で会見し、今年1年間の活動報告と今後の事業計画を発表した。松本南海雄会長は、登録販売者試験に関し、第1回試験の合格者は約4万1000人で、今後行われる第2回目の試験を含め、合格者はJACDSが当初予測した506万人の合格者になるとの見通しを示し、「来年6月施行の登録販売者制度はスムーズにいくのではないかと思っている」との見解を示した。
また、インターネットによる一般用医薬品販売についても触れ、「生活者の安心・安全が重要なポイントで、薬剤師、登録販売者が対面によって販売していくことが、われわれの業界にとって、薬の専門性を打ち出す重要な鍵になると思っている」と話した。
来年、JACDSは設立10周年を迎えるが、「10周年記念イベントや、JAPANドラッグストアショーも10周年を記念して大々的に行う」とした。
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