世界の医薬品市場シェアは、北米が約46%、欧州が約31%である。この市場をいかに攻略するかが日本製薬企業の課題だが、研究所は優秀であるものの欧米市場で上手く開発ができているとはいえない。その理由と解決へのヒントとは。
著者 蔭山文次氏
メディシノバ製薬株式会社 顧問。
大阪大学大学院工学研究科醗酵工学(現在 応用生物工学)専攻、修士課程を卒業。塩野義製薬株式会社に入社。同社退社後、財団法人千里ライフサイエンス振興財団に入社。大阪北部(彩都)地域知的クラスター本部統括部長に就任。同財団退社後、メディシノバ製薬株式会社 顧問に就任。平成20年10月大阪府薬事功労者知事表彰。
著者 岡島正恒
メディシノバ・インク東京事務所代表、副社長。
大和証券SMBC株式会社事業法人部上席次長を経て2006年9月より現職。大和証券SMBCでは、インベストメントバンカーとして、主にバイオベンチャー、メディア、通信、IT業界を担当。各種ファイナンス、M&A、IPO等において7年以上の経験を持つ。1996年から1999年にかけて、住友キャピタル証券株式会社市場営業部では、事業会社の資金運用ニーズに合わせ、仕組債をオーダーメード組成して販売していた実績を持つ。また、 1991年から1996年にかけては住友銀行(現三井住友銀行)にて、支店業務、システム開発部、証券企画部を歴任。
東京理科大学理工学部経営工学科卒。 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。
連載 日本の創薬技術と世界
- 第9回 アレルギー疾患・喘息(その3)
- 第8回 アレルギー疾患・喘息(その2)
- 第7回 アレルギー疾患(その1)
- 第6回 多発性硬化症(その4)
- 第5回 多発性硬化症(その3)
- 第4回 多発性硬化症(その2)
- 第3回 多発性硬化症(その1)
- 第2回 自己免疫疾患はなぜ起こる
- 第1回 はじめに
- 「日本の創薬技術と世界」連載開始!